熱硬化性樹脂
ベークライト(積層板)
熱硬化性樹脂も、目的に応じて
様々な種類に分かれます。
弊社で取り扱う材料に付いて3種類程
ご紹介いたします。
フェノール樹脂(ベークライト)は,紙や布を基材とした
積層板として流通しており、絶縁特性・熱特性
機械的特性を有しています。
一般的にはプリント配線基板、配電盤、変圧器
遮断器・絶縁用端子板など電気絶縁材料や
様々な機械部品・治具用材として使用されます。
エポキシ樹脂(ガラス強化)
紙や布を基材とした、ベークライト材の特性を
更にグレードアップさせた積層板が
エポキシ樹脂をガラス繊維で強化させた
エポキシガラスです。
ベークライトより硬く、耐熱温度も高く
断熱・絶縁・機械的強度に優れています。
絶縁・断熱はもとより、電装部品・重電機部品
過酷な条件下で使用される金属部品の焼入れ機械
など其の使用目的も多様です。
シリコン樹脂(ガラス強化)
三番めにシリコン樹脂にガラス布を強化基材として
積層させた、シリコンガラスをご紹介します。
使用用途は、ベーク材やエポキシガラス材とほぼ同じですが
温度による抵抗値の変化が小さく、高周波特性 ・
耐アーク性に優れた電気特性を持ち合わせている為
ヒーター周りの絶縁、電子レンジ、ブレーカーなどに
使用されています。
弊社では、主に断熱材や電子機器の絶縁シートなどの
部品加工を承っております。
沿革
2004年4月に大阪府鶴見区にて
エンジニアリングプラスチックを主材料とする
機械加工業を開業。
同時にカーオーディオ機器の組立ライン専用
部品組立冶具、行程検査冶具などの設計製作
を行うメカ開発部門を開設。
2007年2月新設備導入の為に現住所移転
金属の機械加工や板金加工をOEMで受注し
ものづくりビジネスに幅広く対応
2018年4月から外注由来のアルミ加工を
工場生産に加える。
2019年10月社名変更。
代表取締役 上村 幸貫